以前から興味のあった裁判傍聴に行ってきた。
裁判員制度施行前にどういう雰囲気で行われているのか見ておかねば。
関係ないけど「裁判員」と「サイバイマン」って似てるよ。

建物に入ると受付があり、その前にどの法廷で何時から何の裁判をやるか書いてあるファイルが置いてある。
ファイルは「刑事」「民事」「簡易」の三つ。
そりゃもう「刑事」見るしかないだろとファイルを開くと三件程しかない。
す、少ねえ。
いや、このへんが平和って事だ。
気を取り直して開廷閉廷時刻を見る。
10時からと13時からしない。
現在時刻15時。
完全に出遅れた・・・orz
まあ思いつきで来たからしゃあねえか。
「民事」と「簡易」のファイルを力なくめくるが、そっちもほとんど終わっちゃってるよ。
雰囲気だけでも見ておくべく泣きながら法廷に行くことに。
中に行くには受付で名前でも書かにゃならんかと思いきゃ完全スルー。
なんか拍子抜け。
裁判官や被告、原告を恨んで「実力行使」しようとする奴いたらどーすんのかね?
それとも重大事件のときだけものものしく警備するんか?
法廷が集中している二階へ真っ直ぐ向かう。
階段を上がって右手と左手ともに8~10ほどの法廷が並んでいる。
ほとんどの裁判が終わってるせいか人影は無い。
法廷の一つの前に着くと傍聴人入り口に付いてるのぞき窓から中を見る。
そこでは今まさに裁判が行われていた。
当たり前だわな。
裁判所だもん。
当たり前なんだけどドキドキする。
ふおぅ、書記官と目が合った。
異世界だ。
大部分の人と同じく、幸いにも裁判なるものに関わらずに生きてきたから見たことの無い光景。
そっとのぞき窓を閉める。
中に入るのはいったん保留だ。
このチキンめ。
隣の法廷も見てみよう。
開廷中は入り口の上に「開廷中」と明かりがつく。
分かりやすい。
ああ、こっちも何か裁判やっとるなあ。
そんな感じでウロチョロいくつかの法廷をのぞいた。
閉廷してるとこがほとんど。
一つだけ後少し経ったら開廷するとこを見つけた。
これだ。
これに行こう。
行かねばなるまい。
気を落ち着かせるため喫煙所へ一時撤退。
タバコを吸いながらも依然ドキドキしている。
なんでだ?
場所柄なのか?
悪いことした訳でもないのに被告人になった気分。
時間になり件の法廷に入ると裁判官が罪状を事細かに読み上げていた。
まさかの時間前開始ですか?
最初から見ようと思ったのに・・・、勘弁してよ・・・。
て言うか「裁判官が罪状読み上げる」って判決ですか?
いきなりクライマックス?
落ち着け俺。
傍聴席の最前列に着席。
裁判官の声に耳を傾けつつ法廷内を観察。
傍聴人は俺を含め数名。
被告人の関係者か?
顔を覚えられて背後からブスリ!とかされたらどーしよう?
ああ、これが裁判員制度の不安だね。
妄想はさておき前を向く。
目の前には柵がある。
物理的にも立場的にも柵がある。
できればこの柵の向こうには行きたくないものだ。
柵の向こうには裁判官、書記官、事務官、検察官、弁護人そして被告人。
裁判官のおじさんが被告人に優しく語りかけている。
子供に説明するかのような優しい口調だ。
ただし言ってる内容は子供向きではない。
裁判だからね。
罪状を一通り述べた後、判決を告げた。
おお、判決出た。
意外とあっさり言っちゃうのね。
そのままサラッと閉廷。
ドラマや映画で見るのとは大違いだ。
重大事件ではないというのもあるのだろうが。
目の前で人が裁かれたというのは精神的にやや重い。
被告人は自業自得なんだけどさ。
裁判員の招集来たらできるか?
以下、裁判員制度の対象となる事件の代表的なもの。
- 人を殺した場合(殺人)
- 強盗が,人にけがをさせ、あるいは,死亡させてしまった場合(強盗致死傷)
- 人にけがをさせ、死亡させてしまった場合(傷害致死)
- 泥酔した状態で、自動車を運転して人をひき、死亡させてしまった場合(危険運転致死)
- 人の住む家に放火した場合(現住建造物等放火)
- 身の代金を取る目的で、人を誘拐した場合(身の代金目的誘拐)
- 子供に食事を与えず、放置したため死亡してしまった場合(保護責任者遺棄致死)
以上。
うわあ、精神的ダメージでかそう・・・。
タイトルはCoCoとは何の関係も無い。
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