ブラックゴーストによる改造手術、ではなく左小指の手術が無事終了。
手術は体を手術台に縛り付けられ、二時間におよんだ。
いやマジで。
なぜか足だけ縛り付けられとったもの。
いいように他人に体をもてあそばれたわっ!
手術は左腕のみ麻酔をかける伝達麻酔で実施。
いやあ、麻酔ってすごいな。
効いてくるとどんどん手の感覚が無くなっていった。
でも手がそこに存在するのは何となく分かる。
なんとも不思議な感覚。
おかげで手術中は余裕。
看護婦さん(今はそう言っちゃいかんのか)カワイイなとか雑念出まくり。
術野はこっちから見えないからモニター見てたりして退屈しのぎしてたら、またもやおかしな感覚が。
腕は体から横に伸ばされて手術されとるはずなのに、感覚的には肘から曲げて垂直に立てとるような。
肘から先だけ幽体離脱?
体の一部を失くした人が感じる、無いはずの体が有るように感じる『幻肢』ってやつ?
うーん、人体の神秘。
プレートをビスで固定して問題なく終了。
これで俺も晴れてサイボーグ戦士の仲間入り。
赤いマフラーの支給が待ち遠しい。
術後は腕がブランブラン。
うっかりTシャツにトレーナーと上着で行ったら、服着るのに10分かかった。
いやあ、片腕動かないくせに付いてると邪魔ねえ。
終わって三時間経つが、まだ肘から先は動かん。
肉塊がぶら下がってる感じというか、他人の腕を付けられたというか。
左手の指を突いても、突いた右手の感覚のみ。
体温あるから余計キモい。
動かそうとすると神経的にはかすかに動いとる感じがするが、実際にはピクリとも。
これが息子だったら悪夢だな。
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