最近は帰ってきた怪談ブーム。
いっときは稲川淳二さんの怪談を
イヤホンで聞きながら寝てましたもんね (笑)
最近は世間的にも怪談ブームのようで
怪談師の方々も老若男女 百花繚乱です。
そんな怪談師の中から お気に入りを書き残し。
◆ 稲川淳二 ★★★★★
語り:4/5 怖さ:4/5 文才:2/5 リアル:2/5 独自性:3/5 トーク:4/5
まさにレジェンド。怪談界のアイコン。
◆ 吉田悠軌 ★★★★☆
語り:4/5 怖さ:3/5 文才:4/5 リアル:4/5 独自性:4/5 トーク:5/5
オカルト探偵とも呼ばれる。
出版社勤務経験があるだけに現場取材を行った
ルポタージュ形式の実話怪談が特徴。その飄々とした人物がツボ。
文学部卒であり自著も数多く、
学術的に怪談話や怪談語りを論じた本もある。
◆ いたこ28号 ★★★☆☆
語り:2/5 怖さ:2/5 文才:2/5 リアル:4/5 独自性:2/5 トーク:5/5
現在のネット怪談 草創期より活動する。
若くして長老的存在。でも軽い (笑)
テンション上がってくると、
ドンドン早口になり過ぎるのもご愛敬。
◆ 中山市朗 ★★★★☆
語り:2/5 怖さ:4/5 文才:5/5 リアル:4/5 独自性:3/5 トーク:4/5
新耳袋に出会ったのが現在の怪談にハマったきっかけ。
客観的に俯瞰で物語を語る手法が実話系怪談に最適。
活舌が悪いが それもアジ。しかし書籍のが面白い。
◆ 西浦和也 ★★★★☆
語り:3/5 怖さ:4/5 文才:4/5 リアル:3/5 独自性:4/5 トーク:4/5
まるで近所のオッチャンが立ち飲み屋で話している
かのような素人然とした語り口が逆に入りやすい。
こちらもネット岱明期から怪談で活動している。
アニメ会社とゲーム制作会社出身という特殊な人。
◆ 城谷歩 ★★★★☆
語り:5/5 怖さ:5/5 文才:2/5 リアル:2/5 独自性:2/5 トーク:3/5
落語家さんだと思ってた(笑) それほどのプロ的話術。
しかし怪談自体は古典的なスタイル。
話自体には結構アレ?って思う粗があるけれど
それを凌駕する圧倒的な話術。
持ちネタが多く、さらに1話辺り20-30分の長編が多い。
・・・家族の話の場合には祖父や父が空気になり、
祖母や母親が大活躍する。自身の女形の巧さに酔っている?
巧いだけに ここだけが違和感。残念。
あと直接的に人が死ぬ話が多いので注意。
◆ 響洋平 ★★★★☆
語り:4/5 怖さ:2/5 文才:1/5 リアル:3/5 独自性:3/5 トーク:4/5
語り口の柔らかさで ずっとBGMとして聞いていられる。
またDJとして活動している関係から
音楽関係の怪談も多い。いい人オーラが凄い。
入門として一番おすすめの怪談師さん。
◆ 村上ロック ★★★★☆
語り:4/5 怖さ:3/5 文才:1/5 リアル:3/5 独自性:2/5 トーク:3/5
北海道出身で北海道を舞台とした怪談多し。
元々 俳優さんなだけに演技力が光る。
見た目の胡散臭さと対照的に語るのは正統派怪談。
食わず嫌いは勿体ない。
◆ 松原タニシ ★☆☆☆☆
語り:1/5 怖さ:1/5 文才:3/5 リアル:5/5 独自性:4/5 トーク:5/5
事故物件芸人としてブレイク。
さすが北野誠さん 良い付加価値で売り出した。
怪談(?)は淡々と事故物件で起きたことを説明するだけで
起承転結も抑揚もない全然怖くもない普通の話。
ただし芸人さんなので番組やイベントでの回しは巧い!
勿論フリートークも面白い。
◆ 田中俊行 ★★★☆☆
語り:4/5 怖さ:3/5 文才:3/5 リアル:5/5 独自性:4/5 トーク:5/5
こちらは呪物コレクターとしてブレイク。
怪談は本数こそ少ないけれどしっかりと作られたもの。
吉田悠軌さんと仲良し。ちなみにウチの息子の先輩である (笑)
ポジティブ!
◆ 夜馬裕 ★★★★☆
語り:4/5 怖さ:4/5 文才:5/5 リアル:2/5 独自性:4/5 トーク:3/5
人間の悪い部分が語られる厭怪談が特徴。
語り方も ねっとりとしていて好き嫌い分かれるかも。
長編は非常に練られたもので珠玉。
体重が年々肥大化していて心配。なお離婚歴3回。
◆ うえまつそう ★★★☆☆
語り:4/5 怖さ:4/5 文才:1/5 リアル:3/5 独自性:3/5 トーク:3/5
保健体育の先生でバンドマンという変わり種。
離島出身のため、地方の因習を絡めた話が特徴。
◆ 伊山亮吉 ★★★☆☆
語り:4/5 怖さ:3/5 文才:1/5 リアル:2/5 独自性:3/5 トーク:3/5
性格の悪さが垣間見える厭怪談 (褒めてる)
独特の語り口調が癖になる。
◆ Apsu Shusei ★★★☆☆
語り:5/5 怖さ:4/5 文才:1/5 リアル:2/5 独自性:5/5 トーク:3/5
見た目のインパクトと 抑えた囁くような口調、
怪談に入っていく空気感・世界観が凄い。
海外放浪歴から海外で聞いたという怪談が特徴。
なおフリートークは関西人丸出しになってしまい
雰囲気台無しになる(笑)
◆ 匠平 ★★★★☆
語り:3/5 怖さ:3/5 文才:4/5 リアル:4/5 独自性:3/5 トーク:3/5
話の土台はとても良く出来たものが多いものの、
言葉の言い間違いや 誤読などのイージーミスが多い。
聞いていると”あッ 勿体ないなぁ・・・”と思うことが多々ある。
あと、話によって割と完成度の波がある。
まさかゴーストがいたりしないよね? ・・・怪談だけに
◆ 深津さくら ★★★☆☆
語り:3/5 怖さ:2/5 文才:1/5 リアル:3/5 独自性:3/5 トーク:1/5
小汚いオッサンばかりの怪談界の一服の清涼剤。
でも割とグロい話などもある。
Apsu Shuseiさんの怪談会を見に行って
怪談を始めたらしいが語り方はあんなではない(笑)
◆ 川奈まり子 ★★★☆☆
語り:4/5 怖さ:4/5 文才:4/5 リアル:4/5 独自性:3/5 トーク:3/5
熟女AV女優から小説家へ転身し、怪談師となった変り種。
アンダーグラウンドの世界を生きた凄みがある。
過去の出演作品撮ってたときに接したリアルな怪談話が多い。
しれっと書き出したけど、
割といろんな人のを聞いていた・・・(笑)
なお、下記の怪談師は
話が巧いのは分かるんだけど
なぜだか苦手で聞いてられない。
・ありがとう ぁみ
・三木大雲
・竹内義和
あと怪談の賞レース優勝者を覚え書き
◆ 稲川淳二の怪談グランプリ
2010 牛抱せん夏
2012 島田秀平
2013 田中俊行
2014 三木大雲
2015 竹内義和
2016 怪談師ぁみ
2017 早瀬康広
2018 島田秀平
2019 早瀬康広
2020 石野桜子
2021 響洋平
2022 怪談師ぁみ
2023 ガンジー横須賀
田中俊行、響洋平、ガンジー横須賀らを
輩出している点に、さすが先見の明が光る。
◆ 怪談王
2016 田中俊行、志月かなで
2017 シンプレ渡辺
2018 大赤見展彦
2019 シンプレ渡辺
2020 シンプレ渡辺
2021 シンプレ渡辺
2022 Yoshino
2023 線六本
アレ?吉田悠軌さんが最低得点出したのコレだっけ?
もしくはOKOWA? シンプレ渡辺さんの独壇場大会。
◆ 怪談最恐戦
2018 怪談師ぁみ
2019 下駄華緒
2020 夜馬裕
2021 田中俊行
2022 伊山亮吉
2023 松永瑞香
なんか変化球が強い大会のイメージ。
◆ 怪談ニュージェネレーション
2021 チビル松村
2022 クダマツヒロシ
田中俊行主催による怪談師が選定する
若手怪談師No.1決定戦。
この大会の審査員が一番納得出来るメンバー。
中山市朗、川奈まり子、怪談師ぁみ、吉田悠軌、
いたこ28号、田中俊行、深津さくら、etc