お馬鹿タレントなんかが、よく「360度、考え方が変わりました!」
なんて言って「それじゃ一緒じゃんか!」なんていうよくある展開。
しかし、この「360度回って」ってのは
もう一つ、いい方向での意味もあるんかなと思う。
それを今日買ってきた筋少の新しいライブDVD
「どこへでも行ける切手」を観てて思った。
このライブ、やってる曲は
初期のアルバムの曲ばっかりで、
(ライブ初映像化の曲も多数含まれる)
最近、復活と同時に絶版になってた過去のアルバムが
続々と再発売されたのに合わせた、発展性の無い、
きわめて打算な、過去の栄光にすがった、進歩なんて無い、
いたって後ろ向きなライブ、、、に一見見える。
しかし、これの後に新発売となる
全曲が完全新譜で構成された復活第3弾
アルバム「蔦からまるQの惑星」の曲目を見て、
それが完全に杞憂であったと悟った。
※第1弾と第2弾はリメイク曲が多数含まれた。
・・・そうである。
「古きを訪ね、新しきを知る」なのである。
これぞ、もう一つの「360度、新しい考え方」だと思うんだよなぁ。
一周回って元の場所に返ってきた。
でも新しい自分たちで、ね。
彼らは決して立ち止まってなんかいない。
新たな彼岸に向かって1歩ずつ進んでいる途中だ。
オイラも今年で36なんだけど、
40、50とずっと前を向いて進めたらいいなと思う。