この一年くらい観るのをちょっと倦厭してたヤツがある。
好きだからこそ映像化されると落胆するってのがある。
そんな作品だったのだが、たまたま時間があいてたので
気合を入れて観てみたらコレが意外とイケている。
なんとなく幻想的で、なんとなく芝居的で、
なんとなくマッタリ。そんな映画の造りが我の嗜好とジャストフィット。
京極夏彦のデビュー作にして京極堂シリーズの初作でもある「姑獲鳥の夏」
そのおどろおどろしい世界感、怪異譚であり、ミステリィであり、コントでもある。
いかにも映像化するのは困難を極めると思われる作風。
そんな作品が豪華キャストで映像化。
堤真一、永瀬正敏、阿部寛、宮迫博之、原田知世、田中麗奈、
篠原涼子、寺島進、(京極夏彦)、いしだあゆみ、清水美砂
はっきり言って無駄に豪華だ(笑)
京極堂=堤真一←ココが弱い。
関口=永瀬正敏←無難。
榎木津=阿部寛←予想通りのハマリ役(笑)
木場=宮迫←無難。
さてさて、そんな映像版の京極堂ですが
原作のファンの間では不評のようで・・・(^ ^;)
続きは作られねぇかなぁ、、、連作で観てぇなぁ。